私が中学生の頃
モテる友人
優子ちゃんと
放課後
遊んでいました
遊ぶと言っても
中学生なので
優子ちゃんの家の近くの公園や
コンビニの前で話す程度
優子ちゃんは
人気者で
男子からもモテたけど
女子からもモテました
優子ちゃんは
気さくで話しかけやすい
明るい女の子で
顔がひろい!
優子ちゃんといると
色んな人から声をかけられます
高岡先輩
いつものように優子ちゃんと
コンビニの前で話をしてると
『優子ちゃん!元気~?』
と声をかけられました
声がする方をみると…
ズキューン💘
(ズキューン💘って古いw)
私はジムキャリーのように
💗が飛び出しました!
『あ 高岡先輩こんにちは~』
優子ちゃんが挨拶します
(私は見とれたまま棒立ちw)
2人が会話をしてる間
私は高岡先輩に釘付け
テレビで満島真之介さんを見たとき
『高岡先輩!!』
と叫ぶほどそっくりでした✨
満島真之介さんは私より
めちゃくちゃ年下なので
高岡先輩ではありません💦
なんてカッコいいんだろう✨
彼女
高岡先輩と
仲が良さそうなので
優子ちゃんに
『高岡先輩のこと
どう思ってるの~?』
と聞いてみました
すると優子ちゃんは
『高岡先輩?彼女いるよ~』
と教えてくれました…
そっかぁ…
あれだけカッコいいから
彼女いるよね~
どんな人が高岡先輩の
彼女なんだろう?
羨ましいなぁ~✨
と思いました
それから
高岡先輩と偶然会うと
私も話せるように
なってきました
赤いきつね
ある日
いつものように
優子ちゃんと
コンビニの前で
過ごしてると
私はお腹が空いて
買って食べました
食べ終わったカップを
持ったままの状態の時に
高岡先輩が現れました
私の食べ終わった
赤いきつねをみて
『もらってもいい?』
と私の手からカップを取り
ズズ~
っと、つゆを飲みました
え?え?
(゚o゚)
ええー!
(≧Д≦)
私の食べた赤いきつねを
高岡先輩が飲んでる~!!!
頭がショートしそうに
なりました⚡
ボン!💥
夜の帰り道
冬が近付き6時前でも
外は真っ暗になりました🌃
優子ちゃんは早めに
帰るというので
私も帰ろうとすると
高岡先輩が
『うち、どこだっけ?』
と声をかけてくれました
『あ 私は学区外から通ってて
バスで帰りますっ』
と答えると
『暗いからバス停まで送るよ』
と高岡先輩が言ってくれました!
えええええ?!
(゚o゚)
優子ちゃんも
『暗いから送ってもらいなよ』
とニコニコいうので
(優子ちゃんには
私が高岡先輩に憧れてることは
話してません)
お言葉に
甘えることにしました
憧れの高岡先輩と
2人で歩いている~!!!
信じられない!
フワフワ
緊張よりも
フワフワしてました
なぜかとても
安心するような
温かさを
高岡先輩から
感じました✨
バス停までの下り坂を
並んで歩きました
バス停に着き
『ありがとうございます』
とお礼を言うと
『バスに乗るまでいるよ』
と高岡先輩が言ってくれました
な、なんて優しい!(゚o゚)
また惚れてしまうやろ~💗
ダメダメ!
彼女いるんだから!
(>_<)
これ以上
好きになるのはやめよう💔
とブレーキをかけます
バス停で
どれくらい待ったかな…?
バスが来て
私がシートに座って
窓の外を見ると
高岡先輩が手を振ってくれます👋
バスが発車するまで
高岡先輩は見送ってくれました
なんて
ジェントルマン✨
いつも兄から
スパルタ教育しか
うけてない私は
世の中に
こんなに優しい男の人が
いるのだな~✨
と思ったのでした☺
高校受験
それから優子ちゃんは
高校受験に専念
私は高校受験をしなかったので
優子ちゃんと遊ぶ回数は減り
高岡先輩と会うこともなくなりました
今でも
たまに想い出す
15歳の片想いのお話でした💗
おしまい