素直な天邪鬼

素直なようで天邪鬼な自分の波瀾万丈な人生

良いやつばかりじゃないけと、悪いやつばかりでもない

私の初めての出産は42歳の高齢出産でした

そして未婚だったので、出産は独りでした

 

妊娠中から色々と調べ、産婦人科の先生とも

相談をして、和痛分娩を選択しました

和痛分娩は麻酔をして陣痛の痛みを抑え

出産できるという事でしたが

実際は高齢出産で、お産が進まず

麻酔をあまり効かせられなかったので

痛かったです(>_<)

 

出産は交通事故にあったくらいのダメージを

体に受けると聞きます

 

私は未婚で親も亡くなっていたので

出産後は休むことなく育児をスタート

できるように和痛分娩にしました

それは

普通分娩より体力の回復が早いと先生から

聞いて、デメリットもありましたが

赤ちゃんのお世話ができないのが

一番不安だったので和痛分娩にしました

 

私が出産したのは1/23🕚22:58

おしるし(出血)が1/21🕧24:30

おしるしからの約2日間の出来事

のお話をさせていただきます

 

1/21🕧24:30夜中にトイレに行き

少量の出血を確認

それから軽い生理痛のような

痛みが始まる…

 

朝になり😺😺飼い猫2匹を

動物病院のホテルに預け

自宅で待機

 

少しずつ強くなる痛み

産婦人科に電話をして

様子を報告すると

『初産なので、まだまだ時間がかかります。

ご自宅で様子をみていて下さい。』

と言われたので自宅で待機

 

夕方になり近くに住む友人が

産婦人科まで送ると連絡をくれた📱

友人にも当時2歳の息子👦がいて

大変なのに有り難かった🙏

 

そして夜になり産婦人科に電話をすると

『一度、病院に来て下さい』

と言われ友人の車で産婦人科へ🚗

 

診察を受けると

『まだ子宮口が開いてないので帰って』

と言われました(゜∀゜)……え?

 

友人は

『このまま(病院に)居られないのですか?』

と私の事情を話してくれましたが

『ここはホテルじやないので』

とピシャリ…

 

諦めて友人に自宅に送ってもらい🚗

帰宅したのは夜の🕗20:00過ぎ

 

ひとりになった私は陣痛の間隔を

時計で測り不安の中過ごしていた

21:00

22:00

23:00

陣痛の間隔も短くなってきたので

産婦人科に電話をする

『まだ早いので、自宅にいて下さい』

私はこの時

電話口の看護師さんが

面倒くさそうにしてると感じた

話し方もキツイし冷たい…

 

私はこういうタイプの人が苦手だ

私は電話をかける事が

できなくなった…

タクシーで早めに

行きたかったのに…

陣痛の中とても哀しい

気持ちになってきた

 

すると

🕛24:00過ぎに産婦人科から電話が

かかってきた!

 

『あれから電話なかったですけど

どうしたんですか?様子は?』

と冷たく聞かれ様子を伝えると

『今から来て下さい』

と言われた

 

入院の荷物を持って

タクシーで産婦人科に着くと

産婦人科の入口はシャッターが閉まっていた

横にあるインターホンを押すと

シャッターが上がり看護師さんが出てきた

電話口の人だった

 

看護師さんは大きな荷物を持つ私を

気にすることなく

(陣痛で歩くのもやっとなのに

荷物を運んでくれない)

スタスタ早歩きで廊下を歩き

部屋まで案内をして

ピンク色の病院のパジャマを

渡すと色々と入院の説明をした

 

私はパジャマに着替える時に

少量の破水をした

私は自分で破水した体液を

トイレットペーパーで拭いて掃除した

 

着替え終わると看護師さんが現れ

私が破水したことを伝えると

『どこで?』と聞かれたので

『洗面所で破水して、床は片付けました』

と伝えると何も言わず部屋から出て行き

その後は戻って来なかった

 

部屋にひとりになり陣痛との闘い

痛みで眠る事もできず

かけ布団を丸めて覆い被さりながら

なんとか痛みに耐えて過ごした

 

外が明るくなり朝を迎えた

 

ドアをノックする音と同時に

『失礼しますね~』

と明るくハッキリした声がした

入って来たのは年配の女性の看護師さん

私がかけ布団に覆い被さる格好の姿を見ると

『痛いね~痛いね~』

と言いながら私の腰を擦ってくれた

『もう少しで麻酔の先生来るから待っててね』

と励ましてくれた

夜の看護師さんと違って優しくて救われた

 

麻酔の先生が来て

『麻酔すると陣痛が弱まってしまうから

もう少し待ってから麻酔始めるね』

と言われ、私は夕方まで麻酔をせず

陣痛と闘った

 

夕方から麻酔を入れると痛みが和らいだ

 

昨夜、病院に送ってくれた🚗

友人が麻酔が効いてるタイミングで

来てくれたので私は話す事ができた

 

友人にも2歳の👦息子がいて大変なのに

昨日も今日まで来てくれるなんて…

友人の優しさが嬉しかった🙏

 

なぜか

友人が帰ると陣痛が強くなってきた!

先生から痛みが耐えられなくなったら

自分で麻酔を追加導入する装置のスイッチを

渡されいたので、麻酔を追加導入した

 

それでも痛みがどんどん強くなってきた

 

しばらくすると若い優しそうな女性が

部屋に入って来た

『こんばんは!助産師の○○です

今日は私と2人で赤ちゃんが産まれるまで

頑張りましょう!宜しくお願いします』

と挨拶された

私は痛みで朦朧としてたけど

すごく安心したのを覚えている

優しそうな先生でよかった~

痛みの中『ラッキー』とガッツポーズ

を頭の中でした

 

分娩室には歩いて移動した

分娩室の天井には天使の絵が描いてあった

助産師さんと一緒にお産が始まった!

けれど、なかなかお産は進まなかった

 

私の後に入った隣の分娩室から

赤ちゃんの声と誕生を

祝う音楽が流れていた♪

 

産まれたんだ!

と早い出産に驚き

私も早く産みたい!

と思った

 

悪戦苦闘…

仰向けの体制が辛くなり

四つん這いになっても良いか聞き

『○○さんはその体制の方が

出産しやすいかもしれませんね』

とOKしてくれた

けれど進まないお産…

 

私は麻酔をするために食事を抜いていた

水も少ししか飲めなかった

徐々に気力と体力が無くなってきていた

 

陣痛の合間、痛みが薄れると意識が無くなる

眠ってしまう

そして陣痛の痛みで目が醒める

それを数回繰り返した

 

体に異変が表れた

歯がガチガチして

寒気と震えが止まらない

なんだろう?

麻酔のせい?

不安になった

このままじゃマズい!

恐怖感に襲われ

『先生~なんとかしてください😢』

と私は初めて弱音を吐いた

それまで一度も『痛い』『辛い』と

言わなかったけれど限界だった

 

私の様子がおかしいので助産師さんが

『わかりました!先生を呼んできます』

と分娩室から出て行くと……

男の先生と年配の女性2人を連れて

戻ってきた

『甘えたこと言ってんじゃねえ!』

と第一声!男の先生から怒られる!

『す、すみません💦』

ビビって謝る私…

そして、年配の女性が分娩台に上がり

私のお腹に股がった!

両手で私のお腹をグイグイ押してきた!

 

こ、怖いんですけどっ!Σ( ̄□ ̄)!

 

そこから男の先生の指導スタート!

『ひっひっふー』

『ひっひっふー』

『目開けて~!目閉じない!』

『自分のお腹見てー!大きく吐いて!』

『上手!上手!頭見えてきたよ!』

 

掃除機のような吸引器で

赤ちゃんの頭を引っ張る!

 

『いいよ~!いきんで!』

私がいきむタイミングで

お腹を強く押された!

『痛い!痛い!痛い!痛い!』

と叫んだ!(>_<)

そしてスルル~っと赤ちゃんが出た!

 

『産まれたぁ~』

『よかったあ~』

『先生ありがとうございます~』

私は号泣しながら先生にお礼を言った

 

それから後処理でしばらく分娩室で

過ごし部屋に移動することに…

 

私が分娩室から歩いて廊下に出ると

車椅子を用意してた看護師さんが

『歩いてる!』

とびっくりしていた!

産後はみんな歩かないものなのかな?

 

良いやつばかりじゃないけど

悪いやつばかりでもない

 

産婦人科の感じの悪い看護師さん

初産で出産がとても不安だった

陣痛も辛かった

そんな状況の時あの対応

本当に哀しい気持ちになりました

 

産婦人科の優しい看護師さん

腰を擦りながら優しく声をかけてくださり

ありがとうございます

 

助産師さん

私と数時間お産に立ち会ってくださり

ありがとうございます

弱音を吐いてごめんなさい

本当は2人の時に産めていたら最高でした

 

男の先生

私に渇を入れるためだったと思いますが

あの言葉遣いはイヤでした!

怯えさせないでほしかったです

 

なんだか告げ口ブログになってしまいましたw

 

本当に世の中

良いやつばかりじゃないけど

悪いやつばかりでもないですね!

 

最後まで

お付き合い頂きありがとうございます🙏